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人気急上昇中の新進女優、田中梨瑚（１８）が２０日、東京都内でＡＫＢ４８の大西桃香（２３）とサンケイスポーツの取材に応じ、２３日から東京・新宿ＴＨＥＡＴＥＲ ＢＲＡＴＳで上演される主演舞台「獅子の如く～戦国湯舟評定～」（２８日まで）の意気込みを語った。
「今月、高校を卒業しました！」と女優１本の社会人となった田中。今回の舞台では現代の女子高生、マリに扮し、織田信長の活躍する戦国時代に同級生の女の子とタイムスリップ、人の命を大切にしようと活躍する。大西はマリと仲良くなる戦国の世ででっち奉公をする女性を演じる。
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田中は「私の役柄は環境汚染に興味があり、しかも時空を超えることのできる実を開発する科学オタク。ぜんそくの持病を持つ歴史オタクの同級生を助けるために、空気の澄んだ戦国時代にタイムワープする。その絆の強さも見てほしい」と笑顔で語った。
一方、大西は「この舞台はとかく男性ばかりが注目される戦国時代で、女性たちも頑張っていたという姿を見せたい。私の役は両親を亡くし友達が１人もいない役なのですが、マリと出会って変わっていく姿に注目してください」と抱負。「悲しい場面も笑える要素もあり、歌もダンスもある楽しい舞台です」と熱烈ＰＲした。
演出は田中の父で俳優としても活躍する田中優樹（４７）。まな娘について「これまでも何度か私の舞台で主演もしたし、厳しく指導してきたつもり。１８歳としてはレベルの高い方だけど、まだまだこれからです」と鋭いまなざし。そんな父に娘も「私の師匠だし、指導内容は素直に聞いています」と笑った。
今後について田中は「歌うことも大好きなので、ミュージカルもやってみたい」、大西は「舞台にドラマに映画に、演技の幅を広げていきたい」と語り、２人とも大きな瞳を輝かせた。