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20日午後6時9分ごろ、宮城県で最大震度5強の地震があった。気象庁によると、震源地は宮城県沖(牡鹿半島の北東20キロ付近)で震源の深さは59キロ。地震の規模はマグニチュード(M)6・9と推定される。宮城県石巻市や盛岡市で計2人がけがをした。
気象庁は一時、宮城県に津波注意報を発表。同県亘理町などが沿岸の住民に避難を指示した。気象庁によると、明確な津波は観測されなかった。
津波注意報が発表されるのは2019年6月18日に山形県鶴岡市で最大震度6強を観測した地震で、山形、新潟、石川の各県に発表されて以来。
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気象庁は今回の地震後に臨時記者会見を開き、揺れが強かった地域では今後1週間程度、最大震度5強程度の地震に注意が必要と呼び掛けた。
JR東日本によると、東北、山形、秋田の各新幹線で運転見合わせなどの影響が出た。東日本高速道路によると、東北自動車道、磐越自動車道、山形自動車道などの一部が通行止めとなった。
この地震で総務省消防庁は緊急地震速報を発表した。政府は首相官邸の危機管理センターに官邸連絡室を設置した。