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人気上昇中の俳優、井之脇海(25)が今秋公開の「ミュジコフィリア」(谷口正晃監督)で長編映画初主演を飾ることが20日、分かった。
漫画家、さそうあきら氏の同名コミックが原作。文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞に輝き、映画化もされた「神童」「マエストロ」に続く“音楽3部作”の最終作の実写化で、タイトルは「ミュージック」とギリシャ語で愛を意味する「フィリア」の造語だ。
京都の芸大に入学した大学生がさまざまな出会いを経て、自分の音楽を創り上げていく物語。幼少期からピアノに触れ、モノの形や色が音として聴こえる特殊な才能を持ちながらも、作曲家の父と天才作曲家として期待される異母兄へのコンプレックスから音楽を遠ざけてきた主人公・朔(さく)を演じる。
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子役時代から活躍する井之脇は、TBS系「義母と娘のブルース」や放送中の同局系「俺の家の話」など話題作に引っ張りだこの若手実力派。幼稚園時にピアノを習っていただけでなく、カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門で審査員賞に選ばれ、自身も複数の新人賞を受賞した「トウキョウソナタ」(2008年)でもピアノを弾く少年を演じており、まさに朔は“適任”だ。
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