市川海老蔵が語る“桶狭間”「今の時代に役立つヒントを信長は持っている」

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市川海老蔵が語る“桶狭間”「今の時代に役立つヒントを信長は持っている」
主演作「桶狭間」への思いを語った織田信長役の市川海老蔵(C)フジテレビ【拡大】

 十三代目市川團十郎白猿襲名を記念した特別企画ドラマ「桶狭間~織田信長 覇王の誕生~」(26日後9・0、フジテレビ系)に主演する歌舞伎俳優、市川海老蔵(43)。コロナ禍においてあらゆるエンターテインメント作品が中止、または制約を受ける中、「今できる最大限のこと…テレビドラマという形でお届けしたい」という本人の強いメッセ-ジが込められた作品である。
 演じる信長は、現実的な合理主義者で常に常識を疑い、自分の目と力のみを信じ、一躍時代の寵児(ちょうじ)となった。そんな信長像は、伝統ある歌舞伎界にありながら常に変革を求める海老蔵そのものともいえるだろう。改めて作品への思いを語った。

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 真っ先に口にしたのは、信長が斎藤道三(佐藤浩市)に言うせりふが印象的で、自身も感化されたという。
 「戦も商いも明日すらも分からないのだから、明日を求めてはいけないのだという話を2人がする。明日を求めてしまうとみな、いろいろなことを抱え込んで苦しくなる。それももちろんあるべき姿ではあるけれど、信長が言うのは、求めるべきことは自分が死んだ後に明るい未来がくること。みな変化を怖がるけれど、変化を怖がらずに自分の滅びた後のことを想像することを求めるという、あれはすごいせりふだと思った」
 今の時代にも通じる含蓄のあるせりふに圧倒されたことを明かした。
 長男の堀越勸玄、長女の市川ぼたんと映像作品で初共演したことも感慨深い。
 「今回の出演は自分たちで決めさせた。私は受け入れただけ。親と子ではなく、一俳優、一女優さんとして接したと思っている」
 佐藤との初共演も喜び、さらに「佐藤さんとぼたん(帰蝶役)との共演シーンがあったが、終わった後に“(四代目市川ぼたん襲名披露後の)彼女のデビュー作で相手役ができて、私も歴史に一つ名を連ねることができた”と私に優しい言葉をかけてくださったことがうれしかった」と話した。
 最後にみどころを再度、「今の時代に必要なヒントをこの『桶狭間』という作品の中の信長は持っている。人としてのあり方、考え方、周りの巻き込み方など共感できる部分がたくさんある。信長、道三、今川義元(三上博史)、木下藤吉郎(中尾明慶)、濃姫(広瀬すず)…彼らが生きてきた歴史の中で、信長という変化を求めた一人のカリスマが昇りつめていく。その姿は、変化が必要とされている今の世の中でも何かの役に立つのではないかと思う」と語った。
 ほかに竹中直人、北村一輝、味方良介、鈴鹿央士、堀井新太、松田龍平、黒木瞳ら。
 大森寿美男脚本、河毛俊作演出。主題歌「shining」は、エレファントカシマシの宮本浩次が書き下ろした。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 市川海老蔵が語る“桶狭間”「今の時代に役立つヒントを信長は持っている」