【朝ドラのころ】「ゲゲゲの女房」松下奈緒(3)本当の父親のようだった大杉漣さん…今もどこかで見ていてくれたら

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【朝ドラのころ】「ゲゲゲの女房」松下奈緒(3)本当の父親のようだった大杉漣さん…今もどこかで見ていてくれたら
ヒロインの花嫁衣装をまとった松下(右)と父役の大杉さん。本当の娘のように気遣ってくれた(所属事務所提供)【拡大】

 放送が進むにつれ、皆さんが応援してくださり、パワーに変えることができました。私がこの役をやってよかったと思ってもらえたら、とより気が引き締まりました。
 父親役の大杉漣さんとは、お見合いすることを約束するシーンが印象に残っています。自分の気持ちをあまり表現しない布美枝が決意を伝え、物語が動き出す大切な場面だったので緊張していて…。漣さんはリハーサルでも和ませてくれて、「本番の演技が一番よかった」と言ってくれたのがうれしかったです。
■夫役の向井理との“ふれあい”
 漣さんは撮影が終わっても連絡をくださり、コンサートにもいらしてくれて本当に父のような存在でした。亡くなられて3年がたち、今も信じられませんが、こうして活動しているところをどこかで見ていてくれたら、と思いながら仕事に向き合っています。

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 クランクアップセレモニーの直前、夫役の向井理さんと玄関のセット内でハグをしました。ドラマでは手をつなぐこともなかったので、触れたのは最初で最後です!
 向井さんは「絶対に泣かない」と言っていたし、そういう所を見せませんが、泣いていたと思います。10カ月も奥さんをやっていたから自然と分かりましたし、私も胸が熱くなりました。
 作品のモデルになった水木しげる先生と布枝さんご夫妻は打ち上げにいらしてくださり、布枝さんから「大役、お疲れさまでした」と言われた瞬間、涙が止まりませんでした。誰に言われるよりもうれしくて、見届けてもらえてよかったなと…。
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[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 【朝ドラのころ】「ゲゲゲの女房」松下奈緒(3)本当の父親のようだった大杉漣さん…今もどこかで見ていてくれたら