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菅義偉首相は21日午前、防衛大学校(神奈川県横須賀市)の卒業式に出席し、自衛隊の最高指揮官として卒業生約500人に訓示した。来月予定する米国訪問に関し「バイデン大統領との個人的信頼関係を深めつつ、日米同盟のさらなる強化にしっかりと取り組む決意だ」と述べた。 今後30年で自衛隊に新たな任務が付与される可能性にも言及。「これまでにない課題や脅威が現れ、新たな任務が自衛隊に付与されるのではないかと思う」と指摘した。
岸信夫防衛相も訓示。東・南シナ海で軍事的影響力を強める中国や、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮への対応強化を訴えるとみられる。
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卒業式は、新型コロナウイルス感染を防止するため、昨年に続いて卒業生の家族や来賓を招かず規模を縮小。会場での卒業証書授与は代表に限定し、卒業生の滞在時間も短縮する。