台風19号の豪雨で多摩川氾濫 初の12都県に大雨特別警報
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台風19号の豪雨で多摩川氾濫 初の12都県に大雨特別警報
大雨で冠水した住宅地=東京都世田谷区【拡大】 史上最強クラスの台風接近で日本列島はパニック-。大型で非常に強い台風19号は12日、静岡・伊豆半島に上陸し、関東地方を横断した。各地で記録的大雨を記録し、気象庁は12都県に大雨・洪水警戒レベルで最高の5にあたる大雨の特別警報を発表。12都県での特別警報発表は過去最多。千葉県市原市での竜巻とみられる突風と群馬県富岡市の土砂崩れで2人が死亡したほか、9人が行方不明に。東京都世田谷区の多摩川など7都県で河川が氾濫するなど被害が相次いだ。 川は濁流と化し、道路は冠水した。48時間雨量は12日午後7時半までに、神奈川県箱根町で1000ミリ超を記録し、全国の観測史上1位を更新。静岡県伊豆市でも760ミリを超え、東京・神津島で44・8メートルの最大瞬間風速を観測するなど、1991年の統計開始から最強クラスとなった。 政府は、首相官邸の情報連絡室を官邸対策室に格上げした。気象庁は神奈川、東京、埼玉、群馬、静岡、山梨、長野、新潟、栃木、茨城、福島、宮城の12都県に大雨特別警報を発表。宮城、茨城、栃木各県を除く9都県は特別警報が発表されるのは初めて。大雨・洪水警戒レベルで最高の5に相当し、最大級の警戒や避難を求めた。 記録的な大雨や暴風の影響で被害が相次いだ。千葉県市原市では午前8時すぎ、竜巻とみられる突風が発生。車が横転して男性(50)が死亡し、8人が負傷。住宅1棟が全壊するなど少なくとも10棟に被害が出た。 近くの住民は倒壊直後の家屋を目の当たりにし、「解体作業のように見えた」と振り返った。 【続きを読む】
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