島根県出雲市と日本航空は26日、同市で記者会見し、連携して観光事業を行うと発表した。客室乗務員(CA)が市内を周遊する観光タクシー「うさぎ号」に同乗し、名所をガイドする。CAの派遣は観光資源発掘などを進める「JALふるさと応援隊」の一環。
ガイド業務は5~6月に実施予定。ふるさと応援隊で島根県を担当するCA20人が週3日、交代で1人ずつ勤務し、ガイドの予約がない時は観光案内所で案内に当たる。新型コロナウイルスの影響などを見て事業内容を更新する方針。
20人のうち9人が島根県出身。江津市出身の瀬沼亜沙子さんは「おもてなしのプロとして貢献していきたい」と話した。
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出雲市は事業に2020年度補正予算で300万円を充てた。昨年9月から始めたうさぎ号は県内の観光客の需要が増え、平日のガイド役が足りなくなっていたという。