お笑いコンビ、ダウンタウンの松本人志(57)が28日、フジテレビ系「ワイドナショー」(日曜前10・0)に出演。テレビ朝日が24日、ユーチューブなどで公開した報道番組「報道ステーション」のウェブCMを取り下げたことに私見を語った。
テレビ朝日が22日にユーチューブなどで公開した報道番組「報道ステーション」のウェブCMに、「女性をバカにしている」といった批判の声が会員制交流サイト(SNS)などで噴出。テレ朝は24日、CMを取り下げた。CMは、若い女性が「どっかの政治家が『ジェンダー平等』とかってスローガン的にかかげてる時点で、何それ、時代遅れって感じ」「いい化粧水買っちゃった! 消費税は高くなったけど」などと笑って話し、最後に「こいつ報ステみてるな」と字幕が出る。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
松本は「報道ステーション側は、このCMは『報道ステーションを見ている人はちょっと先が見えてますよ』っていうCMをやりながら、CM自体が先を見えてなかったっていう、ブーメラン的な目にあったということですよね?」と改めて確認。「僕が思うのはそれにクレーム入れられて『はい、やめます!』だと、本当に解決になっていなくて。『この文言を加えたら使えないですかね?』とか、何とかあのCMを使えるように、議論し合わないと。ジェンダーのことでワッと言われたら謝るしかないっていう、この状況が絶対良くない」と私見を語った。
続けて「現に、僕もジェンダー問題をあまり語りたくないという気になっている」と本音を漏らし「この状況はジェンダーのことでワッと言ってくる人は望んでるんですかね?」と首をひねった。さらに「もっと戦ってほしいんです。『はい、すみません、やめます!』で終わり。で、訴えた側も『はい、やめさせた!』みたいな、そこがゴールじゃないだろうなと思う」と訴えかけた。