パニック障害の治療で休養している人気グループ、Ｋｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅの岩橋玄樹（２４）が２９日、今月いっぱいでグループを脱退し、ジャニーズ事務所を退所することを発表した。
幼少期にパニック障害を患い、２０１８年５月にキンプリとして「シンデレラガール」でＣＤデビュー後、環境が大きく変化したことで悪化。同１１月から治療に専念するため休養し、１９年２月１７日に復帰を発表したが、わずか１１日後の同２８日から再び休養していた。
岩橋は同事務所の公式サイトでコメントを発表し、「これ以上待たせてしまう事が、本当につらく感じた」と今月中旬に自らグループ脱退と事務所の退所を決意。電話で話したメンバーや事務所は意思を尊重した。芸能界を引退するかは未定。
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２０１０年の入所から１１年間の芸能生活を振り返り、「ティアラ（ファン）の皆さん、ずっと僕の事を好きでいてくれてありがとうございました」と感謝。メンバーに対しては「一緒にデビュー出来た事は、人生最高の誇り。この先は、オスティアラとして応援し続けたい」と約束した。
キンプリとして活動を継続する５人はファンサイトに動画をアップ。リーダーの岸優太（２５）は「ずっと彼とは親友」と変わらぬ絆を強調し、平野紫耀（２４）は「６人でＫｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅっていう気持ちで、今後とも活動していけたら」と宣言した。
ジャニーズではＳｅｘｙ Ｚｏｎｅの松島聡（２３）も同じ病気で１８年１１月から休養したが、昨年８月に復帰した。
■嵐の櫻井翔エール「笑顔の多い人生を歩んで」
ジャニーズの先輩グループ、嵐の櫻井翔（３９）が２９日に生出演した日本テレビ系「ｎｅｗｓ ｚｅｒｏ」で岩橋について言及。「本当にたくさんの人たちを笑顔にしてきた。これからは彼自身が笑顔の多い人生を歩んでほしい」と願った。