世界で最も重要な運河の一つがふさがり、国際海運に大きな影響を与えた事故は、23日の発生から7日目で事態収拾に向かった。ラビア氏によると、運河や周辺で足止めされている船舶は29日までに422隻で、航行の正常化に3日間は必要との見方を示した。
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コンテナ船は22万トンを超え、全長約400メートル。運河の岸に船首が接して土砂に埋まった。スエズ運河庁がオランダ企業の支援を受け、タグボートでのけん引や土砂のしゅんせつを実施。27日前後の潮位が上がった時間帯を利用して作業を急ぎ、29日未明に船尾を約100メートル動かした。間もなく船首の離礁に成功し、船体が浮上した。(共同)