ソフトバンクがＬＩＮＥモバイル全株取得、吸収合併へ

　携帯電話大手ソフトバンクは３０日、傘下の格安スマートフォン事業者ＬＩＮＥモバイル（東京）の全株式を取得し、４月９日付で完全子会社化すると発表した。ＬＩＮＥモバイルは３月３１日で新規の申し込み受け付けを終了する予定で、ソフトバンクは完全子会社化後、吸収合併する方針。携帯事業で通信アプリと連携したサービス創出を進める。
　ソフトバンクはＬＩＮＥモバイルの約６０％の株式を保有しており、残り約４０％をＬＩＮＥから買い取る。金額は非公表。ＬＩＮＥモバイルの既存顧客向けのサービスは継続し、プラン変更などの対応は受け付ける。

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　ソフトバンクは今月１７日、オンライン手続き専用の新プラン「ＬＩＮＥＭＯ（ラインモ）」を開始。ＬＩＮＥの通信アプリの利用ではデータ容量を消費しないのが特長で、今後はＬＩＮＥから契約などの手続きもできるよう連携を強化する方針を示している。