62人が搭乗したインドネシア・スリウィジャヤ航空の国内線旅客機が1月にジャカルタ北方沖で墜落した事故で、国家運輸安全委員会は31日、捜索を続けていたボイスレコーダー(音声記録装置)を30日夜に墜落現場海域で発見したと発表した。
フライトレコーダー(飛行記録装置)は1月に回収され解析中。これに加え、コックピット内の会話などを記録するボイスレコーダーが見つかったことで事故原因解明に向け進展が期待される。
運輸安全委によると、25日以降、旅客機の残骸を専用船で海底から引き揚げ、付着した泥を取り除く作業を続けた結果、発見した。データ取り出しに3~7日かかるという。
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2月に運輸安全委が公表した暫定調査報告書では、自動的にエンジン推力を調整する装置に異常が起きていたことが判明している。最終報告書の発表は来年1月になる見通し。(共同)