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クラフトビールメーカー「サンクトガーレン」(神奈川・厚木市)は4月1日限定で、動物の糞(ふん)から採取したコーヒー豆を使った黒ビール「うん、このブレンド黒」を販売している。
4種類の動物はジャコウネコ、ゾウ、ハナグマ、キジの仲間のジャク。それぞれにコーヒー豆を食べさせて、糞の中に未消化で残ったものを焙煎したコーヒーは、希少価値が高いものとして知られている。例えばゾウの糞からとった「ブラックアイボリー」は100グラムで1万8000円前後するという。
これらを独自の比率でブレンドしたコーヒーは、芳醇な香りと奥深い味わいが特徴といい、焙煎した麦芽の代わりにこのコーヒー豆を使って黒ビールにしている。
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同社の岩本伸久社長は「特殊なコーヒー豆なので入手に苦労する。採算は度外視だが、お客さんに楽しんでもらいたいと製造した」と話している。
好評のため昨年までの3000本から6000本に増産しているが、期限の1日午後11時59分を待たず売り切れる見込みという。330ミリリットル入り2本2079円。
https://www.sanktgallenbrewery.com/unkonoblend/