台風19号で北陸新幹線120両水没…1両3億円、廃車の可能性も
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台風19号で北陸新幹線120両水没…1両3億円、廃車の可能性も
堤防の決壊で水につかった新幹線の車両=13日午後、長野市赤沼【拡大】 東日本を縦断し、13日に温帯低気圧に変わった台風19号による猛烈な雨の影響で、長野県の千曲川など21河川の24カ所で堤防が決壊、住宅地などをのみ込む大規模な洪水被害が各地で発生した。 千曲川の堤防決壊などで、長野市にあるJR東日本の「長野新幹線車両センター」が水没。北陸新幹線の車両30編成のうち3分の1に当たる10編成120両が水につかった。周辺一帯が浸水しており、車両の状況を確認できるめどが立っていない。 車両はすぐ使用できる状態ではないのは確実。電気鉄道システムが専門の工学院大の高木亮教授は「仮に汚れを取り除けても、配線や機器の再使用は安全上も難しい。廃車の可能性も高いのではないか。一から製造なら年単位の時間がかかる」と指摘。新幹線1車両の価格は約3億円とされる。
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