『北の国から』中畑和夫役のモデル・仲世古さん、田中邦衛さんは「大俳優なのに謙虚」

　フジテレビ系ドラマ「北の国から」シリーズの主人公・黒板五郎役などで知られる俳優、田中邦衛（たなか・くにえ）さんが、先月２４日に老衰のため死去したことが２日、分かった。８８歳だった。
　「北の国から」の舞台となった北海道・富良野市の人々も冥福を祈った。田中さんが演じた五郎の親友・中畑和夫役（地井武男さん）のモデルになった「麓郷木材工業」社長の仲世古善雄さん（７７）は「とにかく気さくな人で、大俳優なのに謙虚だから、私たちも『くにさん』『五郎さん』と声を掛けていた」となつかしんだ。また、北猛俊（きた・たけとし）富良野市長は同市の公式サイトで追悼。２００１年に「名誉住民」となった故人に「富良野市民とともに北の大地に生きてこられた五郎さんに深甚なる感謝を申し上げる」と記した。

googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });