タレント、せんだみつお(73)が2日夜、サンケイスポーツの取材に田中邦衛さんを悼んだ。1978年から始まったテレビ朝日系時代劇「破れ新九郎」(故萬屋錦之介さん主演)で共演。せんだは長屋の住人で、田中さんは大工の役だった。
「明るくてとてもデリカシーのある人でした。私が体調を崩して入院したときなど、週に2回も見舞いに来てくれましてね」と回顧。「そのとき私が甘いものを食べてはいけないのに、ケーキを買ってきてくれたんです。看護師さんから『駄目です』と注意され、『そうですかぁ』と悲しそうに口をとんがらせて、しょんぼりしてました」となつかしそう。
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「田中さんとはその後も何度かドラマやテレビ番組で共演させていただきました。僕と仲の良かったプロレスラーのデストロイヤーも88歳で亡くなった。昭和に活躍した人たちが亡くなると、桜が次々と散ってゆくようで寂しいですねえ」としんみりしていた。