タレント、ビートたけし(74)が4日、テレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演。厚生労働相の職員23人が深夜まで宴会していた問題に言及した。
たけしは「官僚になった瞬間に一生安泰なんだろうな。クビにもならないしね。運が良ければ天下りで何軒も回れるし。次官になれなくたって、まぁまぁ天下り先あるしな」と話し「庶民と二分化されて、完全に感覚違うもん」と指摘。新型コロナウイルス禍で「普通、芸人だって飲むのやめるぜ? 芸人が『どこに行けば飲める?』『あそこは8時半に出なきゃいけない』なんて考えて飲んでるのに、あの人たちは平気で11時に鍋の後ろにラーメン食ってるって、エライね。これじゃないと国は牛耳れない」とニヤリ。「図々しいとかそういう問題じゃなくて、もう人間が違うんだよ」と痛烈に皮肉った。
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宴会は東京都が午後9時までの営業時間短縮を要請していた3月24日、東京・銀座の飲食店で老健局老人保健課の送別会として行われ、主催者である同課の課長を含む23人が出席した。厚労省は同月30日、課長を大臣官房付に異動させて事実上更迭し、減給の懲戒処分とした。