「おしん」脚本家の橋田壽賀子さん死去、95歳 急性リンパ腫のため、「渡る世間は鬼ばかり」手掛ける

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「おしん」脚本家の橋田壽賀子さん死去、95歳 急性リンパ腫のため、「渡る世間は鬼ばかり」手掛ける
橋田壽賀子さん=2017年9月撮影【拡大】

 ドラマ「おしん」や「渡る世間は鬼ばかり」で知られる脚本家で文化功労者の橋田壽賀子(はしだ・すがこ、本名・岩崎壽賀子=いわさき・すがこ)さんが、4日午前9時13分に急性リンパ腫のため静岡県熱海市の自宅で死去した。95歳。ソウル生まれ。故人の遺志にしたがい通夜・告別式は行わず、5日に荼毘に付された。
 橋田文化財団はこの日、TBSを通じて文書で訃報を発表した。橋田さんは治療のため2月下旬から東京都内の病院に入院し、3月中旬には熱海市内の病院に転院。今月3日に同市内の自宅に戻ったという。

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 橋田さんは1963年にTBS系「袋を渡せば」で脚本家デビュー。女性を主人公にしたNHK連続テレビ小説「おしん」は高視聴率を記録、海外でも評判となった。90年に放送を開始したTBS系「渡る世間は鬼ばかり」は2011年まで511話にわたり、長寿シリーズとして人気を集めた。他にNHK「となりの芝生」や、大河ドラマ「おんな太閤記」などの話題作を執筆した。

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