ドラマ「おしん」や「渡る世間は鬼ばかり」で知られる脚本家で文化功労者の橋田壽賀子(はしだ・すがこ、本名・岩崎壽賀子=いわさき・すがこ)さんが、4日午前9時13分に急性リンパ腫のため静岡県熱海市の自宅で死去した。95歳。ソウル生まれ。故人の遺志により通夜・告別式は行わず、5日に荼毘に付された。
TBS系ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」で長女、野田弥生を演じた女優、長山藍子(79)は所属事務所を通じて追悼コメントを発表した。全文は以下の通り(原文ママ)。
突然の訃報に、今さまよっている私がいます。お体の調子が余りよくないということは伺っていましたが…
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今年の夏に「渡る世間は鬼ばかり」を撮ると石井ふく子先生からも聞いていましたのでこのようなことになるとは思いも及びませんでした。
橋田先生とテレビ、舞台をとおしてのおつきあいは半世紀、50年にも及びます。いろいろな作品でいろいろな人物を演じさせていただきました。みんな私の宝物です
率直で飾らないお人柄、大正に生まれ、昭和、平成、令和の世を、男社会のなかで立派に生きた偉大な先輩、橋田壽賀子先生、本当に本当にありがとうございました。