ドラマ「おしん」や「渡る世間は鬼ばかり」で知られる脚本家で文化功労者の橋田壽賀子(はしだ・すがこ、本名・岩崎壽賀子=いわさき・すがこ)さんが、4日午前9時13分に急性リンパ腫のため静岡県熱海市の自宅で死去した。95歳。ソウル生まれ。故人の遺志により通夜・告別式は行わず、5日に荼毘に付された。
橋田さんが理事を務める「橋田文化財団」が創設した「橋田賞」の今年の特別賞を受賞した歌手の坂本冬美(53)は5日、公式サイトを更新し、橋田さんを追悼するメッセージを掲載した。メッセージは以下の通り。
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昨日、橋田壽賀子先生が旅立たれました。
2月、橋田先生の作品「かたき同志」のお稽古中に、ピン子さんが先生にお電話をして下さり、先生とお話しをさせて頂き、とてもお元気で艶やかなお声を聞かせて頂きました。
そして先日、毎年先生のお誕生日の5月10日に授賞式が行われております「橋田賞」の第29回「特別賞」を頂戴したばかりですのに、突然の訃報に、ただただ信じられない思いでおります。
今は、先生の作品の舞台に立たせて頂きました事に感謝をし、心よりご冥福をお祈り申し上げます。(中略)
橋田先生、ありがとうございました。