ドラマ「おしん」や「渡る世間は鬼ばかり」で知られる脚本家で文化功労者の橋田壽賀子(はしだ・すがこ、本名・岩崎壽賀子=いわさき・すがこ)さんが、4日午前9時13分に急性リンパ腫のため静岡県熱海市の自宅で死去した。95歳。ソウル生まれ。故人の遺志により通夜・告別式は行わず、5日に荼毘に付された。
TBS系ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」で岡倉家の次女・五月(泉ピン子)の長男・小島眞を演じた俳優、えなりかずき(36)は6日、自身のブログを約8年ぶりに更新し、橋田さんをしのんだ。
えなりは「橋田先生のニュースを知って、本当に驚いております。橋田先生といえば、週に何日もジムに通い、元気に世界を飛び回っているイメージでした。それゆえ、このニュースが全く信じられず、とてもとても悲しいです」と悼み、「橋田先生のような、パワフルな人生を送れるように頑張りたいと思っております」「好奇心旺盛でクリエイティブな橋田先生に少しでも近づきたかった」と橋田さんの生き方に共感を覚えていたことを明かした。
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そんな橋田さんへの思いとは裏腹に、えなりは「直接質問させていただく機会は何度かあったにも関わらず、(中略)自主規制をしてしまって、聞きたいことを聞けずにおりました」。「厚かましいと思われても、もしかしたら怒られたかもしれませんが、聞きたいことは聞いてみればよかったと後悔しています」と痛恨の念をつづり、「わたくしが天国に行けたなら、こちらで伺ってみたかったことを聞いてみたいと思います。その日までは橋田先生のパワフルな行動力を見習って、日々頑張ります」と誓った。