落語家の立川志らく（５７）が９日放送のＴＢＳ系情報番組「ひるおび！」（月～金曜前１０・２５）に生出演。先月１８日の緊急事態宣言下に国立感染研究所（感染研）で２１人による送別会が行われたことに言及した。
番組では東京・新宿区にある感染研の職員食堂で行われた送別会について取り上げ、飲食の時間が約１５分間だったことや、定員６０名の会場で席の間隔を十分にあけたり、換気や飲食時以外のマスク着用を徹底していたことなどを説明。これについて感染症学を専門とする日本医科大学特任教授の北村義浩氏が「（内閣府が示した会食のガイドラインに記載されている）『４人までをご推奨』というところを見なければ、見本となるような会食ではあると思います。私自身は『お目こぼししてあげてください』『これはしっかりやっている』と思います」とコメントした。
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志らくは会食について「４人と５人の違いってのがよくわからない。４人だろうが３人だろうが、そこで大声を出してりゃ結局おんなじで、５人だろうが１０人だろうがちゃんと対策をしてれば大丈夫なんだけど」とした上で、「もちろん（感染研の対策は）問題ないとは思うんだけど、ただ、送別会ができないところが多いわけですよ。私だって（３月まで担当していた同局系の情報番組）『グッとラック』の送別会なんかやってないですからね。だから送別会って付くと、世間がやっぱり『俺たちみんな我慢してるのに、なんであんたたちはやるの？』って言われちゃうから」と自らを引き合いに出して指摘した。
それを踏まえ、志らくは「やはりそこは送別会っていうタイトルをつけずに、ある程度『何を言われるかわからない我々はきちっとしましょう』と、『対策はきっちりするんだけど、ここらへんはちょっとよしときましょう』っていう判断があったほうが、私は丸く収まったんじゃないかなと思う」との考えを示した。