「ガガーリン号」打ち上げ　米ロ３飛行士が宇宙基地着

　ロシア宇宙当局は９日、米ロ３人の宇宙飛行士を乗せたソユーズロケットをカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げた。３飛行士を乗せた宇宙船は約３時間後に国際宇宙ステーションとのドッキングに成功した。
　ロシア人２人、米国人１人の飛行士が乗った宇宙船は、１９６１年４月に人類初の有人宇宙飛行を達成した旧ソ連の英雄ガガーリンの名が冠された。
　３人の任期は最大で１９１日の予定。滞在中に５０以上の科学実験を行うほか、７月に到着する機材の受け取りのため宇宙空間に出る作業も予定されている。　新たに３人が到着したことで、ステーションの滞在者は、今月下旬に地球に帰還する予定の野口聡一さんを含め合計１０人となった。

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　ロシアは１２日に、ガガーリンの宇宙飛行から６０周年を控えており、祝賀ムードが高まっている。（共同）