韓国、抗議激化…訴訟も　福島第１原発処理水の海洋放出方針に情報公開を要求

　韓国外務省当局者は９日、日本政府が東京電力福島第１原発の処理水の海洋放出方針を固めたことについて「これまで日本政府に対し、透明な情報公開や客観的な検証の必要性を強調してきた。今後も日本や利害当事国と議論していく」と表明した。
　韓国では海洋放出に反対する世論が強く、抗議運動が活発化する可能性がある。
　昨年１０月には、済州特別自治道（道は都道府県に相当）の元喜龍知事が放出決定の場合は「日韓両国で日本政府を相手取った訴訟を起こす」と表明。国会や地方市議会も中止を求める決議を相次いで採択している。（共同）

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