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ジャニーズＪｒ．の７人組、Ｔｒａｖｉｓ Ｊａｐａｎが１０日、グループ初の全国ツアーの東京公演を有明の東京ガーデンシアターで開催した。昨年のツアーはコロナ禍で中止になっており、都内でのライブは約１年８カ月ぶり。宮近海斗（２３）は「エンタメで幸せを届けたい」と今度こそ完走することを宣言した。同事務所の滝沢秀明副社長（３９）は「海外で通用するグループに」と期待を寄せた。
メンバー７人とファンの思いがシンクロした。
Ｔｒａｖｉｓ Ｊａｐａｎは３月２２日の福岡公演を皮切りに１２都市３３公演の全国ツアー中。東京都内のライブは２０１９年８月の東京ドームシティホール公演以来だ。
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昨年はコロナ禍でツアーが中止に。今ツアーも緊急事態宣言中の公演が延期になった。
メンバーは昨年の分まで思いを込めて新曲「Ｔｈｅ Ｓｈｏｗ」など２４曲を熱唱。客席では待ちわびた５０００人が７色のペンライトを振り、最年少の松田元太（２１）は「あの“海”を見て『このグループでよかった』と思った」としみじみ。七五三掛（しめかけ）龍也（２５）は５７６日ぶりの有観客ライブとなった福岡公演について「ツアー初日は涙があふれそうだったけど、（ジャニーズ事務所前社長の故）ジャニー（喜多川）さんが『泣くのは引退するとき』と言っていたのを思い出してこらえた」と振り返った。
同グループは、マイケル・ジャクソンらを担当した振付師、トラヴィス・ペイン氏（４９）がメンバー選考に関わり２０１２年に結成。ジャニーズ屈指のシンクロダンスが武器で、滝沢氏は「いずれはジャニーズで初めて海外で通用するアイドルグループになってほしい。世界に羽ばたく入り口のツアーになれば」とエールを送る。
メンバーにとっては、昨年１月にＣＤデビューした“同期”のＳｎｏｗ Ｍａｎの活躍も刺激に。川島如恵留（のえる、２６）は「パパ（ペイン）に会いに行きたい」と改めて海外進出に意欲をみせた。