20歳の小野莉奈、主演映画が「MOOSIC LAB」でグランプリ&最優秀主演女優賞

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20歳の小野莉奈、主演映画が「MOOSIC LAB」でグランプリ&最優秀主演女優賞
映画「POP!」で共演した左から主演の小野莉奈、野村麻純=東京都内【拡大】

 女優、小野莉奈(20)の主演映画「POP!」が、映画と音楽の祭典「MOOSIC LAB[JOINT]2020-2021」(ムージック・ラボ)のコンペティション部門でグランプリを受賞。小野が最優秀女優賞に輝いた。同作は「とんかつDJアゲ太郎」などに俳優として出演した小村昌士の初長編監督作品。小野は昨年の映画「アルプススタンドのはしの方」に主演。17日スタートで菅田将暉(28)主演の日本テレビ系「コントが始まる」(土曜後10・0)の出演も決まった。
 今作では地方テレビ局のチャリティー番組のオフィシャルチャリティーサポーター・柏倉リン役で出演。二十歳の節目を前に、仕事ではチャリティーの重圧を背負い、恋にも悩みながらも成長する役どころで、小野は当初、「リンちゃんの人物像をみつけるまでが大変だった」と振り返った。

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 台本を読み込んだ際、「リンちゃんの印象は、うまくまとまっていてどこにでもいるような女の子だった」と説明。その後、撮影現場で小村監督から「何をするか分からない猫のような子になって」と提案されたという。イメージがつかめず試行錯誤したが「監督から、小野さんの芝居はうますぎるといわれて。そういわれたことが手掛かりになった」ときっかけをつかんだ。
 「分かりやすくいうとリンちゃんはずっと迷っている子」と説明。それを体現するため「せりふも覚えて現場に行くんですけど、本番のときは全部忘れるという状態にしました」と明かした。
 「今までは台本にとらわれていた部分があった。こうしなきゃけないとか。今回は(せりふなど)忘れて本番に入るというのが、こんなに楽しいんだと気付かせてくれた。すべて起きることが新鮮で、自分が想定しない感情になったり。まっさらにして、すべてを新鮮に受け止めて、現場でしか分からないリンちゃんの感情がどんどん生まれていったのが、一番面白かったです」
 新境地の開拓で「劇中ではリンちゃんが大人になった姿までしか描かれませんが、成長の続きを小野莉奈として皆さんにお見せできるように頑張ります」と約束。「POP!」は12日に東京・新宿のK’s cinema、17日にアップリンク渋谷で上映される。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 20歳の小野莉奈、主演映画が「MOOSIC LAB」でグランプリ&最優秀主演女優賞