片桐仁、映像フェス“デジコン”で審査員「分からないものにひかれる」

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片桐仁、映像フェス“デジコン”で審査員「分からないものにひかれる」
アジアの優れたクリエーターを発掘する映像フェス「DigiCon6 JAPAN Awards」の授賞式=東京・目黒区【拡大】  アジアの優れたクリエーターを発掘する映像フェス「DigiCon6 JAPAN Awards」(主催・東京放送ホールディングス)の授賞式が14日、東京・目黒区の東京都写真美術館ホールで開催され、審査員の犬童一心監督(59)や片桐仁(45)らが出席した。 同フェスは“デジコン”の愛称で親しまれ、実写やアニメーションなどジャンルを問わない15分以内の短編を募集。21回目の今年は346作品の力作が寄せられた。 約3カ月にわたる審査の末、最高賞のGoldは野中晶史さんの「めかくれ」が受賞した。同作は鬼ごっこの一種「だるまさんがころんだ」がテーマで、手書きの力強いタッチが特徴。時間経過とともに子供たちが妖怪などさまざまな姿に変貌するインパクト十分の作品だ。 野中さんは映像制作の仕事をしており、ホラー作品のファン。今回は「だるまさんがころんだ」の緊張感のある“静と動”に着目し、「絵作りは『エイリアン』シリーズなどを参考にしました」と説明した。 同作は日、中、韓、インドやマレーシアなどアジア14の国・地域が参加し、11月30日に香港で開催される「DigiCon6 ASIA」に出品され、頂点のグランプリを狙う。野中さんは「作品が伝わるかどうかは分からないけど、伝わらなければ、それはそれでおもしろいと思う」と海外の反応を心待ちにした。 2015年からスタートしたJAPAN Youth部門には小学5年生の作品が寄せられるなどバラエティー豊かな作品が集結。片桐は総評で「みなさんの熱意が伝わった。なんだかよく分からないものにひかれるし、それは言葉で説明しようとすると陳腐になるから、アートになるのだと思う」と新時代を担うクリエーターの熱量に圧倒された様子だった。 以下、主な各賞受賞▼Silver「鬼とやなり」(副島しのぶさん)と「その先の旅路」(山口真依さん)▼Next Generation「LOCOMOTOR」(金子勲矩さん)▼JAPAN Youth部門のYouth Gold「からっぽ」(山崎貴史、長谷川康太郎)。 受賞作品はhttp://www.tbs.co.jp/digicon/21st/winning/regional.htmlで公開中。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 片桐仁、映像フェス“デジコン”で審査員「分からないものにひかれる」