宝塚歌劇団雪組トップスター、望海風斗(のぞみ・ふうと)が11日、東京・有楽町の東京宝塚劇場で退団公演「fff-フォルティッシッシモ-~歓喜に歌え!~」「シルクロード~盗賊と宝石~」の千秋楽に出演し、18年間の宝塚生活に別れを告げた。
会見では「宝塚は人生の全てでした」と感慨深げに語り、今後については「宝塚と男役に没頭したので、それ以外の自分を考えられない」とやりきった表情。結婚予定については「寿はありません」と笑顔で否定した。
望海は歌、ダンス、芝居と三拍子そろった逸材。この日一緒に退団したトップ娘役、真彩希帆(まあや・きほ)とのコンビで、平成、令和の宝塚を代表するトップと評された。また、恒例の劇場外パレードは、コロナ禍のため行われなかった。
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