ＮＨＫの国際放送、原発処理水の表記差し替え　視聴者からの指摘受け

　ＮＨＫは１２日までに、国際放送「ＮＨＫワールド　ＪＡＰＡＮ」の報道で東京電力福島第１原発の処理水を、一般に放射能汚染水と訳される「ｒａｄｉｏａｃｔｉｖｅ　ｗａｔｅｒ」と表記した点に関し、「誤解を与えかねないとの指摘を受けた」として、「ｔｒｅａｔｅｄ　ｗａｔｅｒ」（処理水）などと差し替えたと明らかにした。
　ＮＨＫによると、当初の表記は国際放送で９日、政府が原発処理水を海洋放出する方針を固めたと報じた際、タイトルで使用。「視聴者から、水が処理されず、そのまま放出されるような誤解を与えかねないとの指摘を受けた」という。

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