東宝、「鬼滅の刃」効果で黒字 映画ヒット、不動産も支え

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東宝、「鬼滅の刃」効果で黒字 映画ヒット、不動産も支え
 東宝が13日発表した2021年2月期連結決算は、純利益が前期比59・9%減の146億円だった。新型コロナウイルス感染症の流行を受けて減益となったが、アニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の記録的ヒットに加え、不動産事業も下支えして黒字を確保した。
 鬼滅の刃の興行収入は3月末時点で約391億円と、歴代1位の記録を更新している。新型コロナによる映画館の営業時間制限や座席の販売制限などにより、売上高に当たる営業収入は27・0%減の1919億円だった。
 映画をはじめとするエンターテインメント業界は、作品の公開延期などで苦境が続く。松竹は21年2月期連結純損益が114億円の赤字になると見込む。東映も21年3月期で大幅減益を予想。東京・銀座の「歌舞伎座」を運営する歌舞伎座が13日発表した21年2月期の連結純損益は、3億円の赤字(前期は2億円の黒字)に転落した。

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[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 東宝、「鬼滅の刃」効果で黒字 映画ヒット、不動産も支え