自民党麻生派は13日、政治資金パーティーを東京都内のホテルで開いた。麻生派を皮切りに、各派も5~6月に開催を予定する。秋までに行われる次期衆院選をにらみ、資金を確保するとともに結束を確認。新型コロナウイルス感染防止対策に万全を期しながら、着々と選挙準備を進める。
麻生派パーティーで、会長の麻生太郎副総理兼財務相は「どんなに遅くても、秋までに衆院解散になる。菅義偉首相を先頭に日本の進むべき道を訴え、戦っていかねばならない」と述べた。
首相もビデオメッセージを寄せた。新型コロナ禍に触れ「総力を結集し、難局を何としても乗り越える」と呼び掛けた。
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新型コロナ感染拡大が続く中、会場の収容人数を50%以下に抑えるため、来場者を分散。検温を実施し、従来の立食形式でなく、距離を取って着席してもらい、飲食は提供しなかった。
5月には岸田派、6月には最大の細田派など5派が衆院選に向けた政治資金パーティーを開く。