大阪で14日、新型コロナウイルスの新規感染者が1130人報告され、2日連続で千人を超えた。兵庫でも初めて500人を超え、関西地域で拡大が目立つ。東京や神奈川でも宣言解除後最多で、専門家らは相次いで流行の「第4波」にあるとの認識を示し、政府に迅速な対応を求めた。
厚生労働省に対策を助言する専門家組織は、会合を開き、現在の感染状況について分析した。
政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は衆院内閣委員会で現在の感染状況を「第4波といって差し支えない」と述べ、緊急事態宣言にも言及した。日本医師会の中川俊男会長も第4波との認識を示し、大阪の医療崩壊などに危機感をあらわにした。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });