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５月１４日公開の米映画「ゴジラｖｓコング」（アダム・ウィンガード監督）の日本語吹き替え版キャストが１４日、分かった。２０１９年のシリーズ前作も務めた女優、芦田愛菜（１６）と俳優、田中圭（３６）に加え、爆笑問題の田中裕二（５６）、歌舞伎俳優、尾上松也（３６）、フリーアナウンサーの田中みな実（３４）が新たに参加する。
今作は「ゴジラ」と「キングコング」の世界観が交差する「モンスター・ヴァース」シリーズ第４弾。２大モンスターが５９年ぶりに再戦する。
芦田はゴジラを信じて追い続ける高校生マディソン役で「最初からラストまでハラハラドキドキするシーンがたくさん」とアピール。マディソンの父で特務機関モナークの幹部マーク・ラッセルを演じる田中圭は「年上の声を出す難しさを痛感。『声が少しでもおっさんになれ！』と集中しました」と明かした。
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大のゴジラファンという爆問・田中は、マディソンの級友でハイテクヲタクの高校生ジョシュ役に起用され、長編実写映画で初声優。「ついに来たか！」と興奮を隠せず、「愛菜ちゃんと同級生役で何だか（鈴木）福くん気分」と笑わせた。
ハイテク企業の陰謀説を唱える変わり者のバーニー役で実写映画初声優の松也は「松井秀喜さんの大ファンなので絶対的なゴジラ派」とニヤリ。みな実は同社を先導するやり手の重役マイア役で声優本格初挑戦となり、「周囲の意見に耳を貸さず正しいと思ったら突き進む様は自分と通ずる」とハマり役を強調した。
★興収世界で３８７億円突破
俳優、小栗旬（３８）は前作「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」で渡辺謙（６１）が演じた科学者、芹沢猪四郎の息子、芹沢蓮役で出演。日本語吹き替え版も自身が務める。北米では先月３１日に公開され、今月１１日までの興行収入が６９５０万ドル（約７６億円）超でコロナ禍以降、同国の最高額に。世界３９の国と地域では累計３億５０００万ドル（約３８７億円）を突破した。