府の発表を基に計算すると、大阪市以外の地域の感染者は15日までの1週間で10万人当たり62人。政府の対策分科会の指標でステージ4(爆発的感染拡大)となる25人を大きく上回る。今週に入り、増加ペースが大阪市より速くなった。
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入院中の重症者は274人で、このうち45人が軽症・中等症の受け入れ医療機関で治療を受けている。府が確保している重症病床は248床。吉村氏は滋賀県に看護師の派遣や患者の受け入れを要請したと明らかにした。県は週明けにも可否を回答するとした。 堺市では、14日に感染者が110人で初めて100人を超えた。1週間前の1・5倍で、15日には120人とさらに増えた。東大阪市も14日に80人と最多を更新した。
飲食店への時短営業要請は、重点措置対象の大阪市が午後8時までで、それ以外は午後9時まで。吉村氏は「措置の効果を見極め、必要なら緊急事態宣言を要請する」として、対象拡大はせず19日以降に対応を決めると繰り返す。