コロナ禍の収束願い、豪華な初タッグが実現!
歌手、五木ひろし(73)が1日に文化庁長官に就任した作曲家、都倉俊一氏(72)の作詞作曲した新曲「日本に生まれてよかった」を5月12日に発売する。
五木は16日、本紙の取材に「四季折々の美しい自然と家族の絆を歌った歌詞に、作詞も担当した都倉さんの思いがあふれている」と興奮の笑顔を見せた。
実は同曲が制作されたのは約10年前で、その間に都倉氏は10人以上の歌手に歌唱を依頼。しかし、ピンと来る歌手に巡り会えず、最終的に脳裏に浮かんだのが情感あふれる歌唱力と言葉を伝える力を持つ五木だった。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
都倉氏といえば、ピンク・レディーの「UFO」などポップスが中心だけに、五木とは今回が初タッグ。昨年1月にレコーディングした。
当初は翌2月の発売予定だったが、コロナ禍で断念。しかし、都倉氏から「タイトルどおりに思える日が一日も早く来てほしい。この歌が国民的な愛唱歌になれば」と聞き、共感した五木も「コロナ禍の今だからこそ、人々の心に響く」と今は確信している。
一方、「都倉さんが文化庁長官になった後に作った歌だったら、何かと色眼鏡で見られるし、断っていたかも」と語り、まさに“長官になる前でよかった”かも!?
司会を務めるBS朝日の歌謡番組「人生、歌がある」(土曜後7・0)の5月8日放送回で同曲をテレビ初披露。同10~13日にLINE CUBE SHIBUYAで開催する芸歴50周年イベント「ITSUKIフェス」でも歌唱する。
◆本名が同じ松山から刺激
五木にとって、新曲発売に並ぶ最近の快事はゴルフ・松山英樹(29)の日本男子初のメジャー制覇。「僕の本名も松山(数夫)。9年前にゴルフ大会で知り合って以来、『同じ松山同士、頑張ろう』と激励してきた。お互い、ファンはもちろん、後に続く世代のためにも頑張りたい」と大きな刺激になっている。