亀山仁氏がミャンマー写真展開催「ミャンマー市民に恩返ししたい」

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亀山仁氏がミャンマー写真展開催「ミャンマー市民に恩返ししたい」
写真展「日常のミャンマー」を開催している写真家の亀山仁氏=東京都中野区【拡大】
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 クーデター前のミャンマーを約15年にわたり撮り続けてきた写真家、亀山仁氏(54)が東京都内で写真展「日常のミャンマー」を開催している。「穏やかだった日常が、国軍によるクーデターで全て吹っ飛んでしまったことを知ってほしい」と訴える。
 2005年に初めて訪れて「人々の目線の強さや表情、たたずまい」に魅せられ、20回以上渡航。写真家としての“活動拠点”にしてきた。昨年3月を最後にコロナ禍で行けないまま、今年2月にクーデター発生。「軍がいつか何かを起こすだろうとは思っていたが…やはりショックは大きい」と沈痛な表情を浮かべる。

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 撮影を通じて多くの市民と知り合った。国軍のデモ弾圧でこれまで700人を超える市民が殺害されている。「僕の知人で犠牲が出たとの報はない」というが、不安は募るばかり。国軍は抗議活動を封じ込めるためにネット回線を遮断しており、連絡が取れなくなった知人も多い。当初はSNSで「デモの手伝いに行く」と知らせがあった20代女性とも、最近はやり取りができていない。「無事であってほしい」と祈るように話す。
 「ミャンマーと出会って本当の写真家になることができたと思っている。市民に恩返しをしたい」と亀山氏。クーデター発生を受けて、当初予定していた写真展の内容も変更した。写真集「Thanaka」「Myanmar 2005-2017」の売り上げの一部を寄付するなどして、支援活動も続ける。「日本から応援しているというメッセージを伝えたいし、日本政府にも市民の側に立った行動を取ってほしい」と力を込めた。
 写真展は東京都中野区中央のギャラリー冬青で24日まで(午前11時~午後7時、日・月曜休)。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 亀山仁氏がミャンマー写真展開催「ミャンマー市民に恩返ししたい」