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画家でタレント、ジミー大西(57)がタレント、間寛平(71)の新曲「8、9、10の歌~BEAT THE CORONA(コロナに負けるな)~」(5月26日発売)のCDジャケットを制作したことが18日、分かった。独特なタッチでデザインした寛平の似顔絵と、カラフルな色彩が印象的な一枚。世界的芸術家の故岡本太郎氏も認めた才能の持ち主は「真面目な師匠を描きました」と明かした。
■芸能生活51周年の師匠のために!!
1982年に吉本入りしてから憧れの存在という寛平をアートでバックアップ! ジミー画伯が、芸能生活51周年を迎えた師匠のために独創的な作品を生み出した。
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今回手掛けたのは、寛平の新曲「8、9、10の歌-」のジャケットデザイン。おでこのしわなど特徴をとらえた寛平の似顔絵を中央に配置。鍵盤楽器と弦楽器、音符のイラストに加えて赤、緑、青、黄色など鮮やかな模様で彩っている。
■独特の色彩感覚は岡本太郎も認めた才能
芸風の天然ボケに通じるシュールさと独特の色彩感覚。その才能は「芸術は爆発だ」で知られる岡本太郎氏(96年死去、享年84)も認めており、93年には初の個展を開催。専門家の鑑定では数百万円の価値があるという作品もあり、国内外で好評価を受けている。
寛平とは親交が深く、この日も東京・ルミネtheよしもとで共演。ジミーはお笑いの才能を見いだしてくれた明石家さんま(65)とともに師匠として尊敬しており、その大先輩からの依頼とあって約2週間掛けて描き下ろした。
■「人生を歩む素顔の師匠をイメージ」
ジャケットを制作するのは2003年に発売された加藤登紀子(77)の「沖縄情歌」以来18年ぶり。寛平の鉄板ネタである猿の形態模写をイメージさせる手足も描かれており、ジミーは「人生を歩む師匠を描きました。素顔の師匠をイメージしてます」と作品に込めた思いを吐露。師匠からは「自身のキャラクターを描いてほしい」と直接オーダーを受けたというが、「キャラクターを描くのが苦手なので、真面目な師匠を描きました」とおちゃめに明かした。
ジミー画伯の力作について、寛平は「なかなか描いてもらわれへんジミーちゃんにお願いしたら、(昨年の)50周年おめでとうございます!と描いてくれてうれしかった」と大感激。依頼した内容を上回る仕上がりに「素晴らしい! みんなも絶賛です」とうなずいていた。
★収録曲は「この時期にぴったり」
寛平は1975年の歌手デビュー曲「ひらけ!チューリップ」が100万枚を突破するなどアーティストとしても活躍。今作のCDには、コロナ禍の収束を願う表題曲のほか「立ち上がれ!ガッツマン」「青春グルリンコン」などが収録されており、「CDに入っている曲はこの時期にぴったりやと思います。元気になってもらいたい。それだけです! みんなで覚えて歌ってな~」とPR。5月30日の熊本プレ公演から全国お笑いツアー「間寛平芸能生活50周年+1ツアー いくつになってもあまえんぼう」をスタートさせる。