長野県諏訪市で勤務していた70代の元社員は、2011年8月~20年8月、顧客8人に「金銭的な優遇制度がある」と架空の資産運用を持ち掛け、現金4836万円を不正に取得していた。
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北海道旭川市の旭川支社で働いていた60代の元社員は保険契約の初回保険料と偽るなどし、顧客3人から計654万円を集めていた。被害額を弁済する手続きなどを進めているという。
昨年10月に表面化した山口県周南市の事案では、89歳女性の元社員が02~20年に顧客計24人から約19億5000万円をだまし取った。営業成績が優秀で、同社で唯一の「特別調査役」の肩書を与えられており、こうした特別扱いをする企業風土が不正を助長したと指摘されていた。