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シンガー・ソングライターのさだまさし(68)が20日、東京・有楽町のニッポン放送で「さだまさしのオールナイトニッポンGOLD」(23日後10・0)の収録を行った。さだが音楽を担当したドラマ「北の国から」の脚本家、倉本聰氏(86)が北海道・富良野から電話で出演。3月に88歳で死去した俳優、田中邦衛さんの思い出を語り合った。
パーソナリティーを務めたさだは、生前の田中さんについて「富良野ではね、黒板五郎なんです。ロケ中は五郎の格好で暮らして、地元の人も『五郎さん』と呼んだ」と懐かしんだ。倉本氏は「クニさん(田中さん)は死んでも、黒板五郎は生きている。(富良野を)歩いていても、『よぉー』と肩をたたかれそうな気がするんだ」と盟友との別れを惜しみ、追悼の続編については「いろいろ考えたんだけれども、頭の中だけにしておこうと思う」と明かし、さだを残念がらせた。
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さだが作曲した「北の国から~遥かなる大地より~」も名曲として親しまれている。「歌いだしのメロディーを聴いて、『もう歌詞はいらないよ』と言った」と倉本氏が笑うと、長崎県出身のさだは「九州人には北海道の大きさは歌えない。歌詞をつけたら駄目になると思った。だからアーとウーだけ」と正直に応じた。
21日には、「北の国から~遥かなる大地より~」を含むセルフカバーアルバム「さだ丼~新自分風土記III~」が発売される。さだは同日午後8時から、LINE LIVEとYouTube Liveで「『さだ丼』発売日だから生でさだまさし」を生配信。ゲストの音楽プロデューサー、渡辺俊幸氏とアルバムについて語るほか、ライブで弾き語りも披露される。