全国114カ所の障害当事者団体を代表して市役所を訪れた、全国自立生活センター協議会の山本奈緒子事務局長らは市の担当者と面会し、「悲惨な事件があった場所での採火が、共生社会の実現と結びつけられるのはおかしい」と訴えた。
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障害当事者や家族、支援者らでつくる「津久井やまゆり園事件を考え続ける会」のメンバーも、施設での採火中止を要請。脳性まひ者の佐々木信行さん(47)は「障害のある仲間たちがひどいことをされた場所で採火をしてほしくない」と強く抗議した。
採火を巡っては、事件で犠牲になった美帆さん=当時(19)=の遺族の代理人弁護士と長男が重傷を負った尾野剛志さん(77)が13日、市に中止を要請した。