障害者団体、相模原市に抗議文 やまゆり園でのパラ聖火採取「強い憤りを覚える」

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障害者団体、相模原市に抗議文 やまゆり園でのパラ聖火採取「強い憤りを覚える」
 相模原市が2016年7月に入所者ら45人が殺傷された知的障害者施設「津久井やまゆり園」(同市緑区)で、東京パラリンピックの聖火を採取することを受け、障害者団体などは21日、「残忍な事件が起きた施設で実施することに強い憤りを覚える」として撤回を求める抗議文を市に提出した。
 全国114カ所の障害当事者団体を代表して市役所を訪れた、全国自立生活センター協議会の山本奈緒子事務局長らは市の担当者と面会し、「悲惨な事件があった場所での採火が、共生社会の実現と結びつけられるのはおかしい」と訴えた。

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 障害当事者や家族、支援者らでつくる「津久井やまゆり園事件を考え続ける会」のメンバーも、施設での採火中止を要請。脳性まひ者の佐々木信行さん(47)は「障害のある仲間たちがひどいことをされた場所で採火をしてほしくない」と強く抗議した。
 採火を巡っては、事件で犠牲になった美帆さん=当時(19)=の遺族の代理人弁護士と長男が重傷を負った尾野剛志さん(77)が13日、市に中止を要請した。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 障害者団体、相模原市に抗議文 やまゆり園でのパラ聖火採取「強い憤りを覚える」