河野氏は感染拡大が懸念される地域への優先配分について、東京都内で記者団に「在庫になってしまったら意味がない。自治体が必要とする量を出していく」と述べ、否定的な考えを示した。
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都道府県への配分で最も多かったのは東京都。約295万3000回分(2524箱)を希望したのに対して、約241万5000回分(2064箱)を配る。
河野氏は要望通りの供給をできなかったことに「申し訳なく思っている」と述べつつ「自治体の要望は大規模接種に向けた意欲の表れだ。政府としても、できるだけ対応した」と説明した。自治体によって在庫状況が異なるとして、配分後に都道府県で融通するよう依頼する可能性にも言及した。