市川海老蔵&勸玄くんが親子共演 成田屋「実盛物語」で34年ぶり

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市川海老蔵&勸玄くんが親子共演 成田屋「実盛物語」で34年ぶり
記者からの質問に笑顔で応じる海老蔵=東京・渋谷(撮影・福島範和)【拡大】

 歌舞伎俳優、市川海老蔵(43)が22日、東京都内で行われた「海老蔵歌舞伎」(東京・明治座で5月29、30日、京都・南座で6月4~13日)の記者懇親会に出席。長男の堀越勸玄(8)との演目「実盛物語」で34年ぶりに成田屋親子が共演することについて「父と一緒にやった思い出深い役。彼と体現できるのは非常にうれしい」と喜びをかみしめた。一方、音声SNSアプリ「Clubhouse」から生まれた新作歌舞伎舞踊「KABUKU」の構想も明かした。
 34年ぶりに成田屋親子による古典「実盛物語」が実現する。

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 1956年に海老蔵の祖父、十一代目市川團十郎(当時九代目海老蔵)と父の十二代目團十郎(同市川夏雄)、87年には十二代目と海老蔵(同七代目新之助)が実盛と太郎吉役を務めた演目。
 今回、愛息と演じることになった海老蔵は「もうちょっと早くやる予定だった。(勸玄の)年齢的にギリギリ。背も伸びているし。襲名後に演じて、地方に行けたらいいと思っていたら、(コロナ禍で)できなくなってしまった」と説明。「私も父と一緒にやった思い出深い役。彼にとっても一生に一度のチャンス。子供にとっても大役でありながら、思い出になる作品を彼と体現できることが非常にうれしい」と力を込めた。
 歌舞伎発祥の地でもある京都では、南座に初めて勸玄が出演。
 海老蔵は「京都では舞妓さんや芸妓さんと色事しないように教育しようかな。もうちょっとたってからだよって」と笑わせながら、「出雲阿国の銅像があるので、一緒に歩きたいですね」とニッコリ。「せがれのお母さん(小林麻央さん)とは京都を自転車で走っていた」と振り返り、「せがれと一緒に京都の鴨川沿いを走りたい」と父の顔をのぞかせた。
 さらに、同公演では音声SNSアプリ「Clubhouse」をきっかけに生まれた新作歌舞伎舞踊を発表。自身が主演・演出し、作を2015年の「石川五右衛門」を手がけた樹林伸氏が担当する。
 海老蔵にとっても新たな挑戦。詳細は明かさなかったが、「江戸時代の京都で瓦版の人たちが苦しい生活をしている中で、伊勢のお札を手にして裕福になっていく。すると傲慢さが出てきて荒事へとつながり、最終的に渋谷のスクランブル交差点へ向かう」と、時空を超えた壮大な物語の一端を披露した。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 市川海老蔵&勸玄くんが親子共演 成田屋「実盛物語」で34年ぶり