落語家の立川志らく(57)が23日放送のTBS系情報番組「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に生出演。開幕まで3カ月となった東京五輪について私見を述べた。
番組では、新型コロナウイルスの感染拡大で東京都に緊急事態宣言が発令される方針となったことを受け、国際オリンピック委員会のバッハ会長が「東京五輪とは関係がない」と発言したことを紹介。
同会長は「ゴールデンウイークに向けて、政府がまん延防止のために行う事前の対策だと理解している」などと述べ、五輪開催への影響や大会実現のための措置との見方を否定していたが、志らくは「バッハ会長にとっては都民の命はどうでもいいのかと聞こえてくる」とバッサリ。
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大会自体については「成功すべきだとは思う」としたが「せっかく緊急事態宣言をやって皆がこれだけ泣いて…。だけど、五輪をやってまた(感染が)拡大したら、じゃあ責任を取ってくださいと。五輪組織委の方ももそうだし、都知事もそうだし、総理大臣も。責任を取るということは、その職を辞する(ということ)」と提言。「『もし感染が拡大するなら我々は辞めます。そのぐらいのつもりで五輪やります』というなら分かるんだけど。そこらへんの覚悟がないような気がする」と首をひねった。
また、バッハ会長に対しても「『金儲けのためじゃない』と言うんだったら、五輪精神にのっとってやるんだったら『もし東京がエライことになったら私が責任取ります』って、そのぐらいの言葉が聞きたいですね」と求めた。