千葉県、「まん延防止」７市追加へ　東京の宣言発令踏まえ

　千葉県が新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」の対象区域に千葉市など７市を追加する方向で最終調整していることが２３日、関係者への取材で分かった。７市は千葉市のほか、東京都に近い県北西部の野田、流山、鎌ケ谷、我孫子、八千代、習志野の各市。現行の船橋など５市と合わせ１２市になる。
　緊急事態宣言が発令される東京都では、酒類を提供する飲食店に休業要請がなされる運びで、多くの客が３県に流入する可能性が指摘されていた。こうした中、重点措置区域でも酒類提供の終日自粛を罰則付きで要請できるよう制度が変更され、千葉県は対象とすべき区域を検討していた。

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　埼玉県も区域拡大を検討中で、２４日の専門会会議などを踏まえ、近く判断する方針だ。
　神奈川も含めた３県は、政府への緊急事態宣言の要請を見送った。東京都との感染状況の違いなどを理由としている。