ベトナムで米中合作アニメ上映中止 領有権巡る境界線描かれ問題視

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ベトナムで米中合作アニメ上映中止 領有権巡る境界線描かれ問題視
 南シナ海の領有権問題で中国と対立するベトナムで16日までに、米中合作のアニメ映画「アボミナブル」が上映中止となった。中国が主張する独自の境界線「九段線」が描かれた地図が登場することが問題視され、配給会社は「不注意だった」と謝罪した。ベトナム国営メディアなどが報じた。 ヒマラヤの伝説の雪男「イエティ」を題材にした作品で、米ドリームワークス・アニメーションと中国のパールスタジオが共同で製作。ベトナムでは4日に公開が始まったが、地図の登場がインターネット上で話題になり、13日に上映が中止された。 中国は南シナ海のほぼ全域に主権や権益が及ぶと主張しており、九段線はその範囲を示したもの。南シナ海を巡っては中国がベトナムの排他的経済水域(EEZ)内で7月以降、公船による海洋調査を続けており、中止を求めるベトナムとの間で緊張が続いている。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) ベトナムで米中合作アニメ上映中止 領有権巡る境界線描かれ問題視