フジとドイツZDFE初の共同製作 連続サッカードラマ撮影開始

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フジとドイツZDFE初の共同製作 連続サッカードラマ撮影開始
天才サッカー選手を演じるサミュエル・ジョーダン(C)フジテレビ【拡大】  フジテレビとヨーロッパ最大の公共放送であるドイツのZDF社の子会社、ZDFエンタープライズ社(以下、ZDFE)が共同製作する連続サッカードラマ「THE WINDOW」(全10話、各45分)の主要スタッフとキャストが決まり、今月下旬からイギリスで撮影を開始する。 実質的な製作はロンドンとベルリンに拠点を置くブギー・エンターテインメント社が担当。クランクイン後、ベルギーやマルタなどでもロケを行い、フジとZDFEが全世界に配給する予定だ。 脚本は、イギリスを代表するジェームス・ペインによるサスペンス感満載の完全オリジナルストーリー。舞台は世界最高峰のサッカーリーグのひとつ、イングランド・プレミアリーグ。物語はシーズンの閉幕とともに始まる。移籍市場“ウィンドウ”がオープンし、17歳の天才サッカー選手であるジョーダン・バーデットの緊迫した10週間が描かれる。 そんなジョーダンのプロ契約主導権を争う大人たち、そこに複雑に絡み合う巨大犯罪の陰謀。そして数十億ユーロ規模という放映権をめぐる投資家と試合運営団体との息詰まる攻防などがスリリングに展開される。 ジョーダンには22歳という若さで大役に抜擢されたサミュエル・ジョーダン。ジョーダンの兄、キーランにはミュージシャンとしても活動するトミー・バストウ。兄弟の運命を左右する野心家のエージェント、ロムルスにはメル・レイド。また、日本人女優が参加することも決まっている。 シリーズの総監督は、イギリス人監督で俳優のエイドリアン・シェアゴールドが務める。 ZDFEのフレッド・バークセン社長兼CEOは「舞台裏に迫ることでグローバルなスポーツであるサッカーの強い面と弱い面の両方を浮き彫りにする。この作品は初の日欧共同製作の連ドラで、これをフジとともに手がけることはわが社にとって非常な誇りと名誉です」と語る。 一方、3年前のカンヌの地で生み出されたアイデアが形となり、前例のない新たな挑戦を踏み出すというフジテレビの大多亮常務取締役は「ある会社の調査によると、1年間に世界中で1万を超える連ドラが発表されているそう。私たちにとっての本質的な問いは、この1万の中に埋もれることなく、どうやったら人の心を打ち、そして感動や喜びを提供できる新たな物語を作り上げられるのか、という点にある。私たちなりの解決法が、ドイツのZDFEとの大型ドラマの共同製作でした」と話していた。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) フジとドイツZDFE初の共同製作 連続サッカードラマ撮影開始