タレント、ビートたけし(74)が24日、TBS系「新・情報7DAYS ニュースキャスター」(土曜後10・0)に出演。新型コロナウイルスワクチン接種について、若者から優先して接種を進めるべきだと持論を展開した。
政府は23日、新型コロナウイルス感染症対策本部会合を首相官邸で開き、改正特別措置法に基づく緊急事態宣言を東京、京都、大阪、兵庫の4都府県に25日から5月11日まで発令することを決めた。
昨年4月、今年1月に続き3回目となる宣言に、同局の安住紳一郎アナウンサー(47)が「3回目ということで慣れがあるんで、どういうふうになるかなと思うんですけどね」とこぼすと、たけしは「3回目って言ったって、前のまん延防止(等重点措置)とどう違うんだ」と首をひねった。
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さらに、ワクチン接種について「いっぱい外で若い人がワイワイワイワイやってる。あれを先に打っちゃったほうがいいんじゃないかなと思うけどね」と指摘。「我々は気をつけて行かないんだから、そういう(感染リスクが高い)ところに。そうすると一番出歩く人を優先的にじゃんじゃん、米国みたいに打っちゃったほうが早いんじゃないかと思うんだけど。なんで年寄りを優先にしてんだかね」と政府の方針に疑問を呈し「年寄りの病気(を持っている人)とか医療関係者はいいけど、一番うつしやすいというか、外出するのは若い子だよ」と強調した。
菅義偉首相は23日の記者会見で、ワクチン接種のスケジュールについて「希望する高齢者には7月末を念頭に、各自治体が2回の接種を終えられるよう政府を挙げて取り組む」と述べていた。