CS衛星劇場で5月1日にシネマ歌舞伎「三谷かぶき 月光露針路日本(つきあかりめざすふるさと) 風雲児たち」(後5・0)がテレビ初放送されるのを前に、出演した歌舞伎俳優、松本幸四郎(48)がオンライン取材に対応。共演の長男、市川染五郎(16)の成長を今作で実感したことを明かした。
原作は漫画家、みなもと太郎氏(74)の人気歴史漫画「風雲児たち」。この作品を基に三谷幸喜氏(59)が作・演出した新作歌舞伎を2019年、東京・歌舞伎座で上演した際に撮影、三谷氏が監修し映画化して昨年公開された。幸四郎が演じる江戸末期の実在した運輸船の船頭、大黒屋光太夫(だいこくや・こうだゆう)の数奇な運命を描き、染五郎は乗組員を演じた。
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幸四郎は愛息について「共演の八嶋智人さんから連日助言を受け、感情を直接的に表現できるようになった」と感謝しつつ、評価。「千秋楽に芝居を終えるのが寂しくて泣いたそうで、役者として、これはとても大事な体験だ」と語り、自らの経験を重ね合わせるかのように目を細めた。