三遊亭とむ、落語が可視化された異例の高座
この記事をお気に入りに登録しませんか!
三遊亭とむ、落語が可視化された異例の高座
東京国際フォーラムホールCで独演会を行った三遊亭とむ=東京・丸の内【拡大】 落語家、三遊亭とむ(35)が16日、東京・丸の内の東京国際フォーラムホールCで独演会「スーパー落語 ラブファントム2019」を開催。落語界初のフライング落語を披露した。 古典落語「天狗裁き」を映像を交えて演じ、登場人物の八五郎の体が浮く場面で自らが高さ10メートルまで上昇。10回転する大技を成功させた。さらに、俳優の尾美としのり(53)が天狗役でサプライズ登場。落語が可視化された異例の高座に1500人がわいた。 とむは本名の末高斗夢名義でお笑いで活動後、2011年に三遊亭好楽(73)に入門。14年に二つ目に昇進し、17年からエイベックス入りして活動の幅を広げている。大規模独演会は5度目で、誰もやっていない試みとしてフライングに挑戦。SEKAI NO OWARIやゆずらのステージ制作チームを集めての大舞台となった。 フライングはジャニーズのお家芸だが、「ジャニーズの公演をたくさん見させてもらった。『滝沢歌舞伎』を見たことがあり、太鼓を取り入れてオマージュを捧げました」。かねてから日本武道館で真打ち昇進披露公演をすることを夢として公言。「スーパー落語家として年に1回は飛びたい。武道館の8000人の前で飛びたい」と宣言していた。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 三遊亭とむ、落語が可視化された異例の高座